６月６日に生まれて・・・
管理人
昨日は、私の誕生日。＾＾
６月６日というのが、何やら因縁めいています。
よりによって、悪魔の数字がゾロ目ですから。
昔は、『オーメン』という悪魔映画に出て来て嫌でした。
頭に、６６６ と刻印された子供が、悪魔の申し子だったという恐怖映画。
今は、イルミナティの ６ で知られています。
どうやら、私は悪魔連中と対峙する運命だったようです。
しかも、昨日は、２０１６年６月６日。
後ろから読むと、６６６ 。
実は、数年前から、警戒すべき日と思っていました。
しかし、何事も無く終わり、少しホッとしています。
２０代の愛知県の青春時代は、メチャクチャ遊びました。
将棋、マージャン、酒、キャバクラ、パチンコ、温泉旅行、etc・・・
一生の遊びのほとんどをこの時代にやリ終えたような気がします。
その反面、３０代は一変して仕事だけの日々になりました。
歯科技工所を開設して、連日連夜、仕事に追われたのです。
徹夜は、当たり前になっていました。
お金は儲かりましたが、ちっとも幸せではありませんでした。
土曜日の朝まで徹夜仕事して、お風呂に入り、少し仮眠。
そして、彼女とデート。
目を真っ赤にしての無理やりデート。
こんな付き合いが長く続く訳はありません。
幸せは、お金では決して得られないと痛感した時期でした。
やがて、歯科技工所の仕事を徐々に減らしていきました。
あの仕事は、まさに社会との交わりがほとんどなく、
島流しに遭ったような環境です。
隔絶した孤独な環境に嫌気が差したというのが本音です。
アルバイトでもいいから、社会との交流を欲したのは、
あの頃だったと思います。
ただ、そんな中でも、初めて飼った柴犬のラッキーが
殺伐とした日々を随分癒してくれました。
家族の一員というよりも私の分身のような存在でした。
ガンで、あと数ヶ月の命と知った時は、人知れず、
何度も涙が溢れました。
ラッキーは、私に教えてくれました。
癒されるという事の意味。
動物は、人間の友達なんだと理解出来るようになりました。
そして、最後に・・・かけがえの無い、という言葉の
本当の意味を思い知らされました。
自分には、ラッキーに対する愛情が足りなかったのでは
ないかと気づかされました。
いや・・・
その前に、人に対する慈愛の心が足りなかったのではないかと
気づきはじめたのです。
ラッキーに感謝。
あの頃の愛犬との時間がなければ、今の私は存在していなかったと思います。
徹夜仕事に明け暮れた日々の中で、休みの日曜日の朝は、
私にとって、とても安らげる朝でした。
朝の目覚めでまどろんでいる時間は、何ものにも代えがたい
幸せな時間でした。
耳元に、ウグイスやホトトギスのさえずりが響いてきます。
心が優しく満たされホッとする瞬間はいつまでも心に残ります。
生きていることの幸せを感じさせてくれました。
私は、いつしか・・・幸せに生きる道を歩み始めました。
全て、思ったように生きてやろうと心に決めたのです。
お金に縛られたままでは、その扉を開ける事は叶わなかった。
そして、最終的にブログに辿り着いたのです。
更に、この６年間で徐々に変わっていく自分の姿がありました。
前よりも、もっともっと他人の幸せを喜べるようになりました。
人が不幸せになっていくことが・・・許せなくなった。
ブログもメルマガもその原点は、全てそこにあるような気がします。
だから、続けていけるのかもしれません。
私が生まれる前には、私の存在は何も無かったのだろうか？
私が死んだら、全く何も無くなるのだろうか？
人類に、数十万年の歴史があると云われているけど、
何故、今なんだろう・・・。
何故、今、意識があるのだろう。
死んだ時に、初めて分かるのか？
いや、永遠に分からないのだろうか？
しかし、たった一つだけ確かなことがあります。
ブログという媒体を通して、多くの人との意識が
つながっているという・・・奇跡。
まさに、奇跡としか思えません。
いつもコメントをくれる人は、今では・・・
家族のような気がする自分がいます。
顔さえ見たことが無いのに。
こんな事ってあるんですね。
感謝以外の言葉が見つかりません。
いつも私の拙いブログを見てくれる人にも感謝。
あなたがいるから、今の私があります。
昨日、フェイスブックですごくたくさんの誕生祝いの
メッセージをいただきました。
また、ブログにも誕生祝いのお言葉をいただきました。
この場をお借りして、皆様に御礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。
坂の上の雲 森麻季