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福島第二原発の奇跡~第二も爆発していたら、日本は終了していた!?

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福島第二原発の奇跡

~第二も爆発していたら、日本は終了していた!?





福島第二原発の奇跡

http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/fukushima-nuclear_b_5421167.html


<転載開始>



2011年3月12日。東日本大震災による巨大津波の影響で、

福島第一原発の一号機が水素爆発を起こしたちょうどその時。

実は第一原発から直線距離にして、わずか12キロしか離れて

いない福島第二原発も、第一原発と同様の危機に直面していました。

ひとつ間違えば、2つの原発が同時に爆発する可能性があった

最悪の事態。

福島第二原発ではどのように未曾有の危機を回避したのでしょうか。

当時の第二原発所長、増田尚宏氏がその驚くべき状況について

語りました。



2014-05-31-56.jpg
                写真提供:報道ステーションSunday


前日の3月11日。地震発生の際、

福島第二原発では4つの原子炉が通常運転されていました。

大きな揺れを検知したとき、すべての原子炉は自動停止しています。

増田所長が緊急対策室に入ったのは、地震から15分がたったころでした。

「その時は、確か3メートルという予報だったと思うのですが、

みんなに『津波がくるから気をつけろ』と指示をした記憶があります」

しかし、現実に原発を襲った津波の高さは推定9メートル。

そのまま津波は敷地を駆け上がり、最高18メートルもの高さに達しました。

それまで福島第二原発では津波に襲われても、

建屋内は浸水しないという想定でした。

「実際には、津波というのは瓦礫を運んでくるんですよね。

その瓦礫が(建屋内)の扉に当たって扉が変形すると。

それによって中に水が入ってきた。そんなことは考えていなかった」

津波が襲った瞬間、すでに想定外の事態は起きていたのです。

津波が海辺に沿って並んだ、炉心を冷却する機能をもつ建屋内に

侵入していました。

「2メートル50センチくらいの水が入って、完全にポンプモーターは

水に浸かった状況でした。

ここのポンプが壊れると原子炉が冷やせなくなると。

このままいくと、格納容器の設計圧力に達する可能性があるなと

思いました。

復旧するには1日も余裕がないかな、というくらいの上がり方でした」

この時点で、福島第一原発と同様に、

第二原発もメルトダウンの危機に瀕していたのです。

4つある原子炉のうち、中でも1号機の原子炉建屋は地下に

置かれた非常用ディーゼル発電機まで浸水し、

3台すべて使えない状態。

冷やす機能がまったくなくなってしまったのでした。


翌3月12日早朝。1号機の圧力抑制室の水温は100度を突破しました。

ちょうどこの時間、菅直人首相が第一原発の視察に訪れています。

当時、官房副長官だった福山哲郎氏のノートには、

『第二、根源的な問題。海の水を循環しない』と記してあります。

視察中の菅首相からの言葉でした。

第二原発も非常に厳しい状況だと把握した政府は第二原発の

半径3キロ圏内の住民に避難指示、10キロ圏内の住民に

屋内退避の指示を出します。

1号機の圧力を下げるため、最後の手段である

「ベント」を行う可能性があったからです。

「ベント」によって格納容器の圧力は下がりますが、

それは放射性物質が外に飛び散るという最悪の状況を

引き起こすことでもありました。

12日午後、第一原発で水素爆発が起きたとき、

増田所長は緊急対策室にいました。

「なんとなく振動がきた気がしました。後を振り向いたらテレビで

爆発のシーンが見えて。なぜ爆発したのか、理解できなかった」

第一原発と同様、メルトダウン、水素爆発の危機に直面していた

第二原発で、増田所長は第一原発の状況とは異なるわずかな

希望を見出しました。

被災した外部電源4回線のうち1回線だけ生き残っていたのです。

しかし、問題はこの1回線が炉心を冷却する建屋から遠すぎる

場所にあり、建屋に繋がれていなかったことです。

増田所長は危機管理マニュアルにない

「想定外の行動」に踏み切りました。

なんと800メートルも離れた外部電源の1回線を、

建屋まで人海戦術でケーブルを担ぎながら運ぶという指示です。

ケーブルといっても、何トンもする大変重いもの。

通常なら機械を使っても1カ月かかる作業を、

わずか1日で成し遂げなければならないという過酷なものでした。

第二原発では200人もの作業員が2メートル間隔でケーブルを担ぎ、

建屋に引っ張る作業を開始したのです。


2014-05-31-cable11.jpg

         写真提供:東京電力


もうひとつ、福島第二原発には第一原発と異なる点がありました。

発電施設の電源がすべて失われる、

いわゆる「ステーション・ブラックアウト」によって、

流量計や水位計など危機管理を行う計器がまったく機能しない

状況に陥った第一原発。

それに対し、第二原発は中央制御室の停電を免れていました。

「中央制御室というのは、監視と操作というのは非常に大事な

2つの役割になります。それがまったくできなかった福島第一と、

しっかりできた福島第二は大きな差があったと思います」


「ベント」のタイムリミットまであと2時間。

メルトダウンを目前にした12日の深夜12時ころ、

作業員の決死の作業によりケーブルは建屋につながれました。

第一原発と第二原発、2つの原発が爆発するという最悪の事態は

こうして回避されたのです。

マニュアルにない創造力をともなう現場対応、中央制御室の

電源確保の重要性、外部電源の位置。

福島第二原発がメルトダウンを回避した経緯をたどると、

安全管理について多くのポイントが見えてきます。

しかし、現在、第二原発における対応はおろか、

第一原発事故の検証でさえ不十分なまま、

再稼働の議論が進んでいます。原発の再稼働論議の前に、

検証すべきことがまだまだ多く残ってるのではないでしょうか。


<転載終わり>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



もみじ

2011年3月19日

福島原発への核攻撃まで検討するなんて絶対許されない !

http://ameblo.jp/64152966/entry-10834705319.html



一部では破滅的汚染が世界中に広まる前に福島原発を

複数の原爆で攻撃して破壊するべきという意見も複数国の間で

検討されたとも言われており、もしこれが実行されれば

東京を始め関東圏は一瞬にして焼け野原になります。

アメリカ大使が東京を離れた後、東京が消滅するかも知れません。

今でも津波災害では胸がつまる光景が流されていますが、

原子炉を核攻撃されれば、

そのあとの凄惨さは津波被害と比べようがありません。



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管理人


たら、ればの話を今更しても仕方が無いという話ではなく、

311以降の日本の置かれていた極めて深刻で恐るべき状況であった

本当の真相を知る人間は、ほとんどいないと思います。

恐らく、ほとんどの日本人が、何も知らなかったのではないでしょうか?

その真相を知らずして、今を語れないと思います。

迂闊でした。

第一原発のほうばかりに気を取られてしまって、第二原発の事は、

完全に頭にはありませんでした。

第一原発の爆発に続いて、第二原発までやられたとなると、

世界が軍事行動を起こした可能性は高かったのではあるまいか!?

第一原発を攻撃しなかったのは、恐らく、原子炉格納容器を

核によって爆破して散った核燃料が、太平洋にも落ちて、太平洋の

海洋汚染がすさまじいものになると判断した為でしょう。

そういった事から、推移を見守っていたと考えられます。

ただ、第二原発まで爆発したとなれば、話は別、放置すれば、

世界の大気がすさまじいまでに汚染され、北半球は壊滅に

追いやられるかもしないとの判断から、日本を犠牲にして、

その汚染を最小限に止めたいとの判断から、

核攻撃が行なわれた可能性は、多分にあったと私は考えています。

第一と第二原発の核燃料は、東北や関東に飛び散ることになります。

間違いなく、日本の半分以上の土地は住めなくなってしまいます。

そうなると、大阪あたりも住めなくなる可能性すらあった訳です。

北海道も多分ダメになっていたに違いありません。

いや~ ・・・、日本そのものがダメだったかもしれませんね。

日本と太平洋を犠牲にしても、世界の破滅的大気汚染だけは

防ごうと考えたとしても何等、不思議なことでも何でも無いでしょう。

そうなると、日本は完全に終わりだった。

しかし、こういった真相が世間に流れることは決してありません。

日本や国民の大部分を犠牲にしても、原発を何がなんでも護り、

続けたいキチガイが、この国を実質支配しているからです。

それどころか、原発を海外にまで売ろうとしている始末です。

もう、云うべき言葉が見つかりません。

このような、あまりにも恐ろしい原発を推進しようとしている政治家に、

国民は、選挙で本当に一票を投じたのでしょうか!?

もしそうなら、実に驚くべきことです。

情報操作されていることも大いにある訳ではありますが、

今度の衆院選の選挙においても、やはり、現政権に多くの票が

集まるようだと、もう、日本を脱出したほうがイイかもしれませんね。

本当にそう思うようになりました。

まさに、救いようが無いという言葉以外に何も思いつきません。

誇りある日本民族という言葉は、もはや、死語になりつつあります。

悲しいね・・・








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