津波から生還したドイツ人
~人は人の心を持つところから全てが始まる!
津波から生還したドイツ人
人は、心に感じたことをそのまま行動に移せれば、
大抵は、良い方向に導かれるのではないでしょうか。
本当に、そのことを感じさせてくれたビデオでした。
しかし、現実はそんなに甘くはありません。
心よりも損得を計算するほうが、よりパワーがあります。
多くの人は、心の良心よりも打算による現実を選び、
そして、その道に進む場合がほとんどです。
ただ、それはある意味、仕方無い部分もあります。
それらを全て含んだものが、人間社会の実像な訳ですが、
それを良いだの悪いだのと云っても始まりません。
私が、いつも心掛けていることは、自分の価値観を
人に押し付けないことです。
しかし、これがなかなか難しいです。
汚染地域、特に、福島県は汚染が酷いということは、
多くの人が知っている事実です。
避難・移住したほうがいいに決まっています。
恐らく、近い将来、とても困った事態になるでしょう。
命が危険になるから、逃げたほうが良いに決まっている
ので、多くのネットの人が、避難・移住ばかりを連日の
ように連呼しています。
彼らも、その行為が正しいと信じているからです。
しかし、人によっては、避難・移住しても地獄が
待っている場合もあります。
家族を抱えて生活がしていけない・・・
福島に残っても地獄、移住しても地獄って・・・
あまりにも酷いじゃありませんか。
避難・移住ばかりを叫んでいると、その話に、
耳を傾けるよりも寧ろ、反感を買われて逆効果に
なる場合がほとんどです。
つまり、良いことは何も無い訳です。
どうすれば良いのか・・・
みんな必死に生きていこうとしています。
まず、その事実を認めるところから始めなければ
何事もうまくいかないと思います。
その上で、静かに内なる心の声に耳を傾けて
そして、何を成すべきかを考えていく。
戦いからは何も生まれない。
なるべく戦わないように心掛けて、
ひたすら、人の為に成ることだけを追い求め、
そして、無理をしないように行動に移して行く。
そうしなければ、決して大きな動きには成り得ない・・・
私はそのように考えています。
ただ、みんな一人一人が孤独なんですよね。
ゆるやかにつながっていける道を模索していかなくては。
もう、ネットだけで声を上げる時代は終わりにしないとね。
福島や関東・東北だけではない。
日本各地の声無き声が聞こえてくるような・・・
そんな気がします。
Once upon a time in America-Ennio Morricone
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津波から生還したドイツ人 ~人は人の心を持つところから全てが始まる!
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