袴田事件
「耐え難いほど正義に反する!」
と裁判官は怒りの再審決定を下した!
袴田事件の報道特集より一部引用
http://sinsoukaim.exblog.jp/21848623/
<一部書き起こし>
この再審が決まった決定書、これをですね、
裁判官の憤りがこもった書面を
ここまでのものを読んだことが無い。・・と。
どういう文言が書かれていたかというと、
『刑事司法の理念からは到底耐え難い。
耐え難いほど、正義に反する。』
裁判官たちも、この決め手となった重要証拠が
警察が捏造した以外に考えられない。
確信に近い疑いを持ったようだと・・・
疑惑を向けられているのは、警察だけではなくて、
証拠隠しを続けてきた検察、この検察も捏造の
隠蔽に加わったんじゃ~ないか?と・・・
そういう疑念が生まれていると・・・
<書き起こし終わり>
告発・袴田事件の詳細について-重要
http://sinsoukaim.exblog.jp/i22/
管理人
まず最初に、袴田さんご本人とご家族の皆様に、
事件の再審決定、並びに、釈放に対する祝辞と労いを
申し述べたいところですが、しかし、あまりにも酷い
警察・検察の仕打ちに怒りを禁じ得ませんし、
48年という半世紀にも及ぶ、あまりにも長きに渡って
続いてきた皆様の苦難と労苦に想いを巡らせる時・・・
正直、それに見合う言葉が見つかりません。
こういった冤罪によって犯人に仕立て上げられた時、
本人は言うまでもなく、家族や身内にも大変な災いが
降りかかります。
会社の職場から追われたり、結婚が出来なくなったり、
家の近所の人々からの冷たい視線にも耐えなくてはなりません。
友人関係から何まで、ムチャクチャになってしまいます。
まさに、この世の地獄を味わう事になるのです。
何という事でありましょうか・・・
それに見合う言葉などあろうはずが無いではありませんか。
裁判官たちは、この袴田事件について、
「耐え難いほど正義に反する!」と吐き捨てました。
また、警察や検察に対して、極めて大きな不信感を表明し、
そのあまりにも大きな罪に対して、怒りさえも滲ませたのです。
それに対して、静岡地検が即事抗告するとは・・・
今の静岡地検は、あくまでも自分たちのメンツにこだわり、
それに伴う失点を避けて、将来に先送りしたかったのでしょう。
彼らに、「正義」という言葉は、全く似合わない。
寧ろ、国民の敵、タチの悪い犯罪者という言葉が良く似合う。
警察や検察といった組織は、国民の為にある組織ではないのだ。
彼ら自らの為だけに存在すると申し上げてよいと思います。
そして、その本質と習性は決して変わることは無いと思います。
思うに、今回の袴田事件のように、冤罪として表に出てくる
裁判は、氷山の一角に過ぎないのではあるまいか???
警察や検察の生贄になった犠牲者は、他にも無数に存在すると
考えるのは、決して私だけではないはずです。
冤罪事件は、これからも後を絶たないと思います。
警察のメンツと裏金作りの為といった一面だけではなく、
ある人物を犯人として意図的に仕立て上げる警察内部の
闇カルトの存在も忘れてはなりません。
今現在、私が一番心配しているのに「判検交流」という
大変おかしな制度があります。
事件を立件する検察側が、次の日からの一定期間、
判事を経験するという仕組みです。
私にはこれが信じられません。
ある事件を有罪にすることを義務付けられている、或いは、
それを仕事にしている検察官が、次の日には、裁判官として
判決を下す訳です。
検察から裁判官として出向した検察官が、どんな事件にしろ、
無罪判決を出すなんて誰も想像しないでしょう。
例えば、容疑のかかったドロボウが、いきなり裁判官となって、
その事件に無罪判決を下すのと同じ事です。
彼ら、検察の裁判官は、一定期間、交流を終えたら、また検察に
戻るのです。
自分の先輩や同僚が立件した事件を無罪になんか出来る訳が
ないのです。
その時点で、検察という巨大組織を敵に回し、無論、自分の検察官
としての出世は完全に終りを告げることになります。
あとは、弁護士になるくらいしか道は残されていないでしょう。
一体誰なんでしょう!?
こんなムチャクチャでバカな制度を創った人間は・・・
こんな裁判官に担当されてしまったら、裁判が始まる前から、
既に、有罪確定です。
その一例をご紹介します。
*事件の概要 ↓
耳を疑いました…西武線痴漢事件“指が動かないのに”控訴棄却
http://blog.iwajilow.com/?eid=729166
<一部引用>
判決後法廷は騒然となりました。
「裁判長、質問です!」
口火を切ったのは息子さんでした。
「なんで犯人が特定できないのに、犯人なんですか}
「退廷しなさい」
「カルテにはずーっと膠原病って7年前からなってるじゃないですか」
という奥さんの声。「不当判決!」という抗議の声々。
「退廷しなさい」
「もう閉廷しているんだから何言ってもいいはずだ」という抗議。
「退廷は強制ですか?」
「任意で退廷してください」と係官。
「もう命のない人間をどうするんですか」という奥さんに対して
「退廷させなさい」という裁判長
「ちゃんと調べていただけたらよかったと思いますよ」
という奥さんに対して「帰ってください」という係官。
「あなたがこの人を犯人と特定したんですよね」
「最初の段階からずさんなんですよ」
「顔を確認してないのに犯人になるんですか」
「退廷してください」
「主人が死んじゃいます。これは人権問題です」と
抗議する奥さんを係官がつかみます。
「私をどうしてそういう風に掴むんですか、私を掴まないでください」
「次の法廷もありますので」という係官
裁判官は「退廷させなさい、退廷させなさい」と繰り返します。
座ってメモを取っている僕に対しても
「座っている方も退廷しなさい」と命令します。
奥さんはなおも「最初から見てください。
最初の捜査から見てください。主人の命がなくなったら
私はどうしたらいいんですか」と抗議します。
「主人が捕まるより私がつかまったほうがいいです。
私が代わりに入ります」
「孫が生まれてその1週間後にそんなことするわけないじゃないですか」
「目も痛いんです、耳も痛いんです」
「退廷してください、退廷してください」
「人権の問題です」
「お父さんと代わるわよ、私は!」
「もう一度調べてください。捜査のはじめから」
「あなた達は命のことを考えないのですか!」
「静かにしてください」
被告の小林さんはジッと顔を手で覆ったまま動きもしませんでした。
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☆判検交流を問題にした記事 ↓ コメント
【怒りの拡散希望】このままでは裁判所に殺されてしまいます
http://ameblo.jp/innerforest/entry-10706417542.html
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袴田事件「耐え難いほど正義に反する!」と裁判官は怒りの再審決定を下した!
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